伯母(P33×骨格ウェーブ)の話

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2年ほど前に亡くなった私の伯母は、洋裁を生業とする人でした。
直接影響を受けたというわけではなかったと思うけれど、結果的に私も同じようなジャンルで仕事をするようになり、ミシンや生地や、伯母の作った洋服を貰ったりもしました。

そんな伯母は骨格ウェーブ、P33で、貰ったコートもまさにそれだったので、その話をしてみます。

伯母の作ったコート

古着っぽくて可愛いこのコート、伯母の作品です。
伯母はお客様から預かった、舶来ものの本番の生地を直接体に当てて裁断、組み立てる、というすごい技術を持った人でしたが、自分が着るものはどうやって作っていたんだろう。いずれにしてもこのコートも、骨格ウェーブの伯母にぴったり合わせてあります。似合うものも体感で知っていたのか、彼女の数字であるP33にもよく合う色の感じです。

ちょっと土色が入った赤、黒、ウール。東洋でも西洋でもない、民藝的に見える柄(よく見るとアーガイルなんだけど、あまりそれとはわからない)伯母がこれを着ている写真とか残っていないかな。今度聞いてみよう。

コート

P33は衿が、ましてやこういう角衿は特に似合わないという特徴を持つので、この衿はP33ぽくないと言えるのですが、総柄なので衿の直線が目立ちにくいのはナイスでした。そもそもそんな細かいところまで数秘と整合性取れていたらおかしいとは思う。数秘で似合うものをディティールまで絞り込むなんて話をしているのは私くらいなもんで、そんな人の話なんてねえ。

肩こりのひどい伯母が「肩線の位置をずらして、肩に負担がかからないようにした」と言っていたのを覚えています。人は、生地の接ぎ目を、どちらかというと不快な方に認識しやすいです。物理的な影響ではなく、肩に乗っている事で無意識に緊張するのだと思います。こういうところが気になるという事は、伯母はかなり敏感だったんだなと思います。

骨格ウェーブの伯母は、コンパクトなシルエットはよく似合います。
骨格については、伯母は仕事柄、かなり理解していたはずだと思います。
身長は多分、私と同じくらい(150㎝)か私より少し低かったんですが、袖は長袖にも関わらずかなり短く仕上がっています。私が着ると肩に取られてつんつるてんですがそれを考慮しても短い。実は骨格ウェーブの人は、構造上、上腕が短いケースが多いので、伯母もそうだったと思われます。

伯母の趣味

伯母は多趣味でした。
33という数字には「多様」という意味がありますが、伯母の趣味も、書道だったり西洋刺繍だったり、あとパナマの手芸であるモラ刺繍を本格的にやっていました。多国籍もP33のキーワードだと思います。
もちろん伯母は数秘なんて知らなかっただろうし、無意識に自分に合うもの、表現するものを手に取った結果なのだと思います。

モラ刺繍
モラ刺繍(伯母作)

ただ、霊感のものすごく強い人ではあったようです。

パーソナルナンバーは「表現方法」を表すので、洋服だけとは限らないし、趣味とか仕事とか、のような手段とも必ずしも限らない。P33なら、人を楽しませる事や、商売にしないというスタンスを通して、社会的アイデンティティを得るナンバーだったりします。

カール・マルクス資本論

好きな事を仕事にしたらいいとか、好きな事をして生きていくのが良いとか、働き方改革とか、ここのところよく出る話ですが、これ、マルクスの資本論(1867年発行)にすでに書かれてあるんですよね。

もちろん直接書いてあるわけじゃないんですけれど、資本主義ってどういうことかっていうのが本気でわかれば、どう考えても「好きな事を表現するのみ」に生き方は集約されていくしかないです。別に今だからとかじゃなくて、本質的には産業革命が始まってからずっとそうで、結論それしかないやんという。

P33はその「表現」を表す本質的な数字。現代社会では表面上浮きがちなんですが、だからこそ、独自の表現を通して世界を引っ張っていくライトワーカーなんじゃないかなと思うわけです。

私は意識が高いわけでも賢いわけでもないんですが、古典って普遍的であり、商業的大人の事情にまみれた流行りの本よりずっと信頼できる。だから難しいけれど読むのは好きです。